~マネー講座テストをやってみましょう~
『シニア世代のマネー講座』①~⑦で、セカンドライフの設計をするにあたり、様々なリスクや、運用による違いなどを見てまいりました。最後に、恒例(?)のテストです。ご自身の理解度がどれくらいか、チャレンジしてみてください。
次の10問に「はい」・「いいえ」で答えて下さい
※答えはずーっと下にあります
【答】
1.NO 平均寿命ではなく、平均余命で考えましょう。長生きすればするほど「長生きリスク」が発生します。また、平均余命でもまだ長生きする可能性も高いので、マネープランは100歳までを目安に作成しておくとよいでしょう。
2.YES 65-74歳までは、5%弱の介護認定ですが、75歳を超えると30%近くの認定率になってきます。高齢になればなるほど(長生きすればするほど)介護や病気の心配(お金も含めて)が増えます。
3.NO 介護保険の1割負担には、限度額があります。介護4や5などほぼ寝たきりに近い重い介護状態になると、十分な時間の介護サービスを確保できない可能性があります。また、今後介護保険の自己負担分が引き上げられるリスクもあり、介護費用もどんどん高まるばかりです。
4.NO ミクロではなく、マクロが正解です。
5.NO 2007年実績では、国民年金を40年間払い込み、満額の場合は、792,100円となっており、月額66,000円程度しかありません。
6.NO 退職金の金額にもよりますが、今回の講座のシミュレーションによる1500万円程度ですと、年金+退職金切り崩しでも、17年程度で赤字に転落します。リタイアまでに、さらに預貯金に余裕をもたせるか、適切な運用で極力目減りを少なくするなどの工夫が必要です。
7.YES 日本もゼロ金利が解除されましたが、まだまだ1%未満。海外は4%、5%、などの高金利国もあります。ただし、外貨預金の場合は、為替のリスクを十分考えておくことも大切です。
8.YES 年数が長くなればなるほど、1%の金利でも増え方が違ってきます。逆のローンを考えたときも同じですね。住宅ローンを組むときなど、0.1%でも月々の金利負担に大きく差が出ることがわかると思います。運用は少しでも早めに実施することで、最終地点での資産合計を増やすことができます。
9.NO 確実にNOとも言い切れませんが、今後の大きなリスクで考えておきたいのは「インフレ」です。長い先を考えると、物価は確実に上昇していくでしょう。元本保証預金の金利が物価上昇に追いつかない場合は、実質「元本割れ」と取れます。「何もしない」こともリスクになるのです。
10.NO 投資信託など銀行窓口での販売実績が激増しています。しかし、よく商品を理解せずに購入される方も少なくないようです。預金保険機構で保障されない商品(1000万円迄)以外は、元本を割り込むリスクがあることも理解しておきましょう。
いかがでしたか。10点満点がとれたでしょうか。正解が半分以下の方は再度勉強をしていただければと思います。大切なセカンドライフ、人生後半の貴重な時間です。楽しみながら毎日を送れるよう、少しでも早くから計画を立てていただければと願っています。
文章:もも編集室 山中由美
1995年よりシニア生活情報誌「もも百歳」編集・企画に携わる。国内外の老人ホームを300ヵ所以上訪問調査、TVやラジオ、新聞、雑誌などからの取材も多く受けている。高齢者やその家族向けの「ホーム選び」セミナーや「老後のマネープラン」についての講義・セミナーを多数開催。 2級FP技能士、福祉住環境コーディネーター、NPO京都府グループホーム協議会監事、その他。
■もも百歳セミナー情報
http://www.momo100.net/column/index.html/
■blog 山中由美のここだけの話
http://momo-momo.sblo.jp/
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