魅惑の中東:ドバイ日記 ~vol.3~
いよいよ砂漠へ
アラビア半島は、砂漠の魅力もあふれています。日本でも「鳥取砂丘」でプチ・砂漠体験は可能ですが、そのスケールは比になりません。アラビア半島には様々な色の砂漠があり、それぞれの美しさをかもしだしています。まず、向かったのは、赤い砂が美しい砂漠です。ドバイ市内から砂漠の真ん中の高速道路を約1時間走るとそこは「デザート・サファリ」のスタート地点。街中から砂漠の風景に移り行く車窓もなかなか見ごたえがあります。
タイヤの空気圧を抜いて、いざ出陣
普通の道路を走る状態では、砂に埋もれてしまったりするのでスタート地点ではタイヤの空気を抜くそうです。我々取材班のドライバーさんはベテランのローカル(地元)の方。外国の出稼ぎドライバーさんも多いそうですが、なんせ方向感覚のわかりづらい砂漠では、迷子になってしまうドライバーもいるそう。ローカルの方は、砂漠とともに生きているので夜間でもライトがなくても感覚で走れるそう。スゴイ!
細かいサラサラの砂、実はクセモノ
「砂漠では靴よりも裸足に」と言われて、まだ気温は40度を超える中、裸足になってみるとなんとも気持ちイイ! 砂はとても細かくてサラサラ、当然熱くなっていますが、マッサージの砂風呂のようなころあい。あまりにもの気持ちの良さにずっと裸足でいてしまいました・・・。しかし。問題はこの細かさ。事前に「砂が細かいので注意を」と聞いていましたが、これほどとは。コンタクトレンズのスタッフは目の間に砂が入り込み激痛・・・。顔や皮膚にもべったりと砂がつきます。当然髪の毛の間にも・・・。さらに、一番のトラブルは、なんとカメラマンさんのカメラが故障。それほど細かい砂なのです。テーピングしていたカメラは無事・・・恐るべし砂の脅威です。
コーフンと感動のデザート・サファリ
スタート地点から砂漠の真ん中のベースキャンプへと向かいますが、途中1度休憩。その間、車は一列になって走行?しますが、これは危険防止(迷子やトラブルの際のサポートなど)のためもあるとかで、砂漠には必ず2台以上で入らないといけないそう。とても美しい赤い砂の山を、ジェットコースターのごとく進みます。「あー、もうひっくり返る!」というような斜面でも、ふわりとうまくかわしていくあたりなど、すごいドライブ・テクニック!「キャー!」という黄色い声が響く中、とても楽しいドライブが続きます。
ベース・キャンプにて
夕方ベースキャンプに到着。ベースキャンプは、ツアー客用に昔の砂漠の遊牧民(ベドウィン)の暮らしを体験したり、ラクダ牧場を見たり、サンドスキーなどのアトラクションが楽しめるようになっています。訪れた日は、少し雲があり真っ赤なサンセットは臨めませんでしたが、それでも雲の間から沈む太陽と砂漠のコントラストがとても美しいのでした。なによりも、ラクダの可愛いこと! 愛らしい顔と穏やかな性格は、なんとも癒してくれます。車で走行中もあちこちで放し飼い(?)のラクダをみかけますが、いずれも必ず持ち主がいるそう。道路脇には「ラクダ注意」の看板もたくさん設置されていますが、ラクダを誤って轢いてしまうと補償が大変なのだそうです。「月の砂漠を~、はる~ばると~♪」という唄が自然と出てきそうな景色です。
ベドウィンの暮らし・文化
砂漠の遊牧民ベドウィンの文化体験がいろいろとできます。揚げ物のお菓子を戴いたり、鷹狩り(ファルコン!)の鷹を見たり(意外と小さい鳥で可愛い)・・・。またアラブの女性特有のオシャレ「ヘナ」の体験もできます。ヘナは植物性の顔料で手の甲や腕などにアラビックなデザインを描きます。一瞬刺青のようでビックリしますが、約2週間で自然にとれます。スタッフもアラビア女性に描いてもらいました。人の皮膚によって黒だったり茶系になったりブルーを帯びたりとするようです。そして、水煙草(シーシャ)も人気です。ツボのようなガラス瓶に煙草の葉を入れ、熾した墨で熱を送り煙は一度瓶の底の水を通って人の口に入りますので、かなりマイルドになります。しかも普通の煙草でなくフレーバーが人気とか。中でもイチゴ味(?!)が一番人気だそう。写真は、もも編集室のカメラマン氏がチャレンジ。結構他のスタッフも水煙草にハマッていました・・・。
砂漠で野宿?!
ベースキャンプでは、夕飯にバーベキューをいただき、クライマックスは「ベリーダンス」。中央のお立ち台(?)でセクシーダンスが披露されますが、最後はツアー客も混じってまるで「盆踊り大会」のように・・・。すっかり楽しんだ後、約200人くらいのツアー客はそれぞれドバイ市内のホテルに引き上げて行ったのでした。そして、我々取材スタッフは、この日はここで1泊。先ほどのベリーダンスお立ち台の上に、なんと布団を敷いてもらって野宿。しかし、星空の美しいこと。夜更けまでシーシャとワイン(なぜか砂漠なのに街中より安いアルコール?!)でおしゃべりするのでした。翌朝は5時すぎに起こされ、サンライズの撮影です。しかし、寒いのなんの!前日の灼熱の暑さがウソのようです。すっかりブルブル震えて布団から出られないスタッフも・・・。ちなみに、トイレはナツメヤシで囲まれたものです(とはいえなぜか中は水洗だったりする不思議な空間・・・) 翌朝のシンプルな朝ごはんの美味しかったこと! こんな原始的な生活もたまにはいいかも?! 砂漠は是非1泊をおススメします!
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